わざと

2009年7月20日 大切なひと
わざとやったの?と聞かれた。

えっ、と思わず聞き返した。

わざとだったらひどいと思う、と言われた。
わざとやったと言って欲しくない、そう聞こえた。

言われてハッとする。

俺はひどい奴だ。

人の気持ちを、人生を真剣に考えられない。
自分本位な奴。

悪い習慣

2009年7月16日
寝坊

無気力

無計画、なんとなく

努力に逃げて結果を大事にしない

過ちをすぐに忘れる

反省しない

同じことの繰り返し

・・・やめよう

覚悟

2009年7月12日 生きること
転職活動の合間、日赤の救助法の講習会に通っている。

最初はサーフィンにいって危ない目にあった記憶から
「なんか救助技術を身につけておきたいな」と
軽い気持ちだったんだけど

いやいや、甘すぎた。

自分一人が浮いているのも大変なのに
おぼれている人に抱きつかれないようにしながら
無事にプールサイドにまで抱えていくなんて。

助ける側がおぼれるわけいかないし
助けられる側からすれば、半端な人に助けられたくないだろうな。

覚悟が足りなさすぎ。

2009年7月3日 雑感
今年はじめての襲撃。

庭で洗濯物を干していると
黒い影が一匹、一直線に足に食らいついたので

パチッと

一撃で仕留めた。

するとまた別の一匹が
今度はジグザグに近づいたり遠ざかったりしながらきた。

今度はそうはいかん、と。

まるで仲間の敵討ち。

よくもあんなに小さいのに
俊敏で、知的で、ガッツがあるもんだ。

いや、シンプルで単純明快だから
彼らはどん欲に、本能のままに
動けるんだろう。

色々考えていると、かえって動けない。

以前、どこかの論文課題に
「蚊がいかにすばらしい生き物かを書け」
っていうのがあった。

今なら書ける気がする。


まぼろし

2009年7月1日 仕事
先週、最終面接を受けた企業から不採用との連絡。

ショックだった。

「内定、いけそうですよ」と、人材紹介会社の担当者。

もうすぐ
働く楽しみを味わえる だの
引っ越し先はどこにしよう だの
いろいろと舞い上がっていただけに。

本当に浮かれていた。

でも、本音はいきたくなかった。
かつて見切りをつけた業界。

こんなんじゃ、ダメなんだよなぁ。
きっと。

また、振り出しだ。
彼の曲はちゃんと俺のiPodにも入っている。

洋楽に詳しくない俺でも、彼の曲なら知っている。

歌で、ダンスで、プライベートで
彼は世界の人々の注目だった。

それなのに、あまりにあっけない最後。

生きているから
人生を楽しみ、苦しむことができる。

ありがとう、マイケル。

頭にきたこと

2009年6月26日 仕事
先日から商品におまけをつける為
製造ラインが変わって、新しい人々が入ってきた。

その中の中年男についつい頭にきて
文句を言ってしまった。

彼は自分の作業で出たゴミを片付けず、
終業時間前にさっさとラインを去った。

彼の立っていた後ろには、山のように投げられた段ボール。

更衣室まで追っかけて
担当の方いますか? と言った俺の顔は
相当怖かったらしい。

その人は最初の呼びかけには応えず
周囲の人の視線を感じてやっと、ふてぶてしい感じで

「ああ、俺か」

ゴミ片付けるのは、貴方の仕事じゃないんですか?
と言うと

「俺の場所はよう、忙しくてできねぇんだよ。おめぇやってみろよ。
 それでも文句あんだたらよぉ、社員に言ってくれや」

あきれてそれ以上の言葉は出なかった。

終業時に自分の周りをかたづけて帰るってことと、関係ないでしょ?

しかも貴方、最初は段ボールをたたんで置いていたのに
俺が代わりに捨てに行くと、たたむことすらしなくなったじゃない?

俺が何か手伝う度に、また一つしなくなったじゃん?

貴方は忙しいんじゃない。
人の好意に甘えて寄っかかるのが得意な人。

ねえ、仕事ってそんなんでいいの?
そんな態度で仕事してるから・・・

とは言えなかった。

なんだか、自分に言っているみたい。

自分の親の年齢に近い男に
周りに人がいるなかで怒ったこと。

男を注意したはずなのに、なぜか自分が責められた感じ。

ずっと、気分が悪かった。
うーんと唸ってしまった映画。

映画自体の印象、なんとも軽い。
黙ってても浮上しちゃいそうなくらい。

メッセージは分かるけど
重みを感じないというか
突き刺さるものがないというか
描写が雑というか(予算のせいだろうけど)

もったいない。

それに、玉木宏はかっこよすぎて
変わり者の艦長って感じじゃないな。

お茶漬け食べたくなった。

完全に宣伝のキャッチが勝っている映画。
考えたライターさん、みごとに心に届きました。

軍事ファンの連れは素直に涙していて、ちょっと羨ましかった。
久しぶりに体重計に乗ったら3キロ減っていた。

最近、ジムにもプールにも行けてないのになんでだろうと考えてみたら、
バイトを始めてから急に腹が凹んだことに気がついた。

製造ラインから別棟の冷凍倉庫まで製品を運搬するのに
片道150メートル、往復で300メートル。

一日に15パレット運ぶから
合計4500メートルを歩いている計算。

ウォーキングの消費カロリーはおおよそ
0.076~0.082×体重×運動時間
で求められるらしいから

300キロカロリーぐらいは消費されているのか・・・

思わぬダイエット効果。
愛機にインストールしたソフトが自動アップデートした後
どうにも調子が悪くなってしまった。

ソフトメーカーのサポートデスクに連絡をして
色々ファイルを送って調べてもらったけど
原因がわからない。

そしたら、わざわざ技術担当の方が自宅まできて
直接愛機を診てくれた。

東京から地方の田舎町まで。

すさまじいタイピングスピードに圧倒されながら
その作業をぼーっと見ていた。

邪魔にならないように「これってどうなんですか」と聞くと
「ああ、これはこれでああでこうですよ」と淀みない答えが返ってくる。

安心する。

プロフェッショナルだなって思った。

メール

2009年5月25日 大切なひと
バイトを終えてロッカー室で
携帯にメールの着信数が「+」の表示。

前の職場の同僚、サーフィン仲間、テニス仲間、地元の友達・・・

今日に限って、こんなに殺到しなくてもいいじゃん。

でも、本当に自分は幸せ者だと思った。

飲まず嫌い

2009年5月24日 雑感
なんとなくドクターペッパーを買った。

ガキの頃、ドクターペッパーを飲んだ
クラスの人気者だったやつが
「うわ、これまじぃ」
といって周りにいたやつに飲み残しを押しつけ

みんな揃って、また
「まじぃ、まじぃ」と
下々の間で押しつけあった。

それ以来、たぶん一口も飲んでいなかったと思う。

変わった味だけど、別に不味くないと思う。
きっと、ガキの頃も不味いとは思わなかったはず。

今日、テニススクールに久しぶりに復活したMさん。
周囲の心配をよそに、相変わらずのマイウェイぶりを発揮していたけど
以前の乱れ打ち状態のストロークがびっくりする程、安定をしていた。
きっと、Mさんなりに努力したんだろう。

自分の目で見て、自分で味わって、自分で判断する。
そうしないと、本当の良さを見逃してしまうと思った。
最近、週に3度は体を動かすように心がけている。

なんだかんだいって体が資本。
病は気からっていうし、身も心もスッキリしたい。

プールで1時間弱、距離にして1400Mほど泳ぐ。

ひたすら泳ぐ。

何回もターンをする。

何もかも忘れるくらい。

・・・

そういえば、あの人は元気かな。

忘れるつもりでも、やっぱり忘れられない人がいる。

あるバイト

2009年5月22日 仕事
失業期間もすでに5ヶ月を経過。
貯金も尽きてきたので先週からアルバイトを始めた。

某食品メーカーの製造ラインで
段ボール詰めされた製品を倉庫に運ぶ仕事。
時給は1000円を少し欠けるくらい。

ベルトコンベアを流れる製品は意外なくらいハンドメイド。
計量されたソースがボトッ、ボトッと落とされていく。
それをスプーンのような器具で丁寧に伸ばして
さらに計量された具材をゴム手袋の手できれいに載せていく。
巨大な急速冷凍機から完成品がストン、ストンと一秒おきに出てくる。

ヘアネットの上に白頭巾、さらにマスクや防塵服
髪の毛一本すら入る隙がない、厳重な管理。
日本の食品の安全はこうして守られているんだなぁと妙に感心した。

ベルトコンベアの終点で段ボールに詰められた製品を
大きなパレットに山のように積んで電動の運搬機で運ぶ。
これが結構思っているように動いてくれない。
右に行こうとハンドルを切ると、急角度で左に向きをかえたり。

操作方法を間違えて
「さっき、そうするなって言ったよな」

ぼかんと壁にぶつけて
「なにやってんだよ!」と社員に怒鳴られた。

頭巾からは目元しか見えないけど
たぶん俺より年下の人に本気で怒鳴られた。

ショックだった。
この年になってまだ怒鳴られる自分。
こんな単純作業ですら安心して任せてもらえない自分。
(プライドの塊な俺)

でも、思った。
この人は俺に指導する為に自分の時間を割いて残業してくれているんだ。
この仕事に真剣でプライドをもっているから怒るんだ。
俺が本当に怪我をしないように厳しく指導してくれたんだ。

そう思えるようになったということは
学生時代のバイト君から少しは成長したのかな。

学生時代の俺なら
「この短気野郎!」
ぐらいにしか、きっと思わなかったから。

ck one summer 2009

2009年5月21日 買い物
今朝届いた「ck one summer 2009」
ネット通販で思わず衝動買いをした。

ボトルのイエローとブルーのグラデーションがきれいだ。
夏らしい、軽くさわやかな香りで
ちょっと草原を思わせる青っぽいにおいもする。

もやっとした気分をいくらか変えられそう。

夏、早く来い!

就職試験

2009年5月20日 仕事
十数年ぶりかにSPIなるものを受けた。

十数年・・・時の経つのは早い。

前の職場を去り、
雪を見て、
桜を見て、
そろそろジリジリと太陽に灼かれる季節を迎える。

長い。
もう随分な間、社会から隔離されている気分。

もう何社受けたかな。
たぶん三桁にとどいているはず。

SPIってこんなに難しかったっけ?
頭が回らない。
鉛筆はよく回る。

性格検査って色々考えて答えようとするとよけいにぎこちなくなる。
明らかに一貫性がない。
「不安で落ち着かないことがある」に思わず、「YES」。

ええ、確かに。
夕食時、テレビをぼーっと見ていた。

アメリカの教会で、職を失った人々に食事やシャワーやテントの提供のみ
ならず、再就職への援助をしているボランティアの話題が出ていた。

ボランティアの代表という女性に、インタビューアーが聞いていた。

確か、ウォール街では強欲に金を稼ぐ人々がいて、一方で失業者があふれる
アメリカという国を貴方はどう思われますか?と聞いていたと思う。

その人はいとも簡単に「それがアメリカだ」と答えた。

そして「稼ぐ人は稼げばいい、我々はそれらの人々の寛大な施しでこのよう
な援助ができる。自分ができることを一生懸命やればいい」と。

今日のこの状況を社会や周りにいる人のせいにしていないだろうか?

今、自分が向かうべき方向と、今できること、すべきことが見えているだろうか?

それらを一生懸命やれているだろうか。

なんとなく、ある日訪れる奇跡を当てにしていないだろうか?
先週、立て続けに転職エージェントからメールが届いた。

今までのキャリアと弊社の求める人材との相違・・・
年齢に対し、業界での経験が少なすぎる・・・
マネージメント能力がないと思われ、適したポジションがない為・・・

この時期、職場から離れることがこれほど致命的な事態になるとは正直、
思っていなかった。自分はかなり甘く見過ぎていた。

次の仕事が決まる気配が、まったくない。

以前、会社の金で自己啓発セミナーに放り込まれたことがあった。
(放り込まれたって書くこと自体、反省していなかった証拠だけど)

とある企業の新入社員と、昇進をひかえた中堅社員と、あきらかに会社から
はじき出されるだろうなと思われるぐーたら社員があわせて数十名参加していた。

軍隊みたいに怒号が飛ぶ中、朝から晩までさまざまな課題をこなした。

セミナー最終日、最後の課題を終えてから参加者である社員を送り込んだ企業の
代表が、これまでの厳しいセミナーの労をねぎらう会があった。

新入社員は、新幹線を乗り継いで遠方から出席した上司に「よくやった」とほめ
られ涙を流し、ぐーたら社員は「これで少しは反省しただろうから心を入れ替え
て仕事しろ」とぼろくそに言われていた。

そして俺は・・・誰もこなかった。その代わり、ある企業の代表から「君みたい
な人間を雇う会社がよくあるなぁと思うよ」と遠慮なしに言われた。

自分は少なくとも営業数字を上げていたし、なんら文句を言われる筋合いはない
と思っていた。その発言に対して「何を失礼な」と正直ムカついた。

だが、今にして思うとそれが優しい警告だったのだと気づく。
君は使い物になってないよ、と。

今、まさに使い物にならない自分がここにいる。


転職

2009年3月24日 仕事
いよいよ導火線に火がついた。
自己分析だの、やりがいだの、社会貢献だの、もはや屁にもならない。

仕事は人を人たらしめる、と思う。

「私は『Can』を用意しました。『Will』も、とおっしゃるならそうしますけど。一番肝心なのは『あなたがどうしたいか、何が譲れないことなのか』をハッキリすることだと思います。」

とある人材紹介業のオフィスで、その方は呆れた顔をしてため息をついた。

「あと、こんなことを言うのも失礼だとは思いますが、なにか疲れていませんか?
今のあなたのお顔や会話では、正直、面接は通らないと思います。あなたに仕事をしていて一番充実していた時の話を聞きましたが、その時は今のような顔はしていなかったはず・・・」

そうですね。おっしゃるとおり。

「今まで応募した企業名がさっと出てこないなんて、ちょっと考えられないです。本当に応募したかどうか知りませんが、しっかり考えて(転職サービスの利用を)止めるか判断された方がいいのではないですか。」

ええ、先ほど10社なんていいましたけどしていません。2社だけです。
少ないと呆れられると思いまして、スミマセン。

その方は本当に怒っていた。それでも、求人案件を何件も用意してくれて
「ご相談をしながら、じっくり進めていきましょう。」
といってくれた。

本当は自分ではどうしようもなくて、誰かに背中を押して欲しくて、それで甘えてしまったのです。

この年にもなって、本当にわからなくなってしまったんです。
やりがいって、本当の自分って、成功って、なんだろう。

ごめんなさい。

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